「仕事が忙しくて食事はコンビニで済ませている」という方も良いですよね。
コンビニで買える食品は「高カロリーで高脂質、それに添加物もたっぷり…」と、ネガティブなイメージを持たれがちです。
今回はそんな方にもぜひ注目していただきたい“コンビニダイエット”におすすめのヘルシー商品をご紹介します!
コンビニ食の安全性は?
コンビニやスーパーで売られている加工食品には「食品添加物」が入っていることは皆さんご存じですよね。
食にこだわりがあり、普段からコンビニで食品を購入しないという人の中には「添加物=体に悪い」というイメージを持った方もいます。
ですが、本当に添加物だけが体に悪いのでしょうか?
食品添加物は、日本や世界で定められた基準をクリアしたものだけに商品として販売できる権利が与えられます。
成分も大事ですが、何より大切なのは人体に影響が出てくる“量”を守ること!実際に体に影響のない範囲を考えてみましょう。
コンビニのフランクフルト…やっぱり体に悪い?
添加物が沢山含まれている食品の代表例といえばソーセージやハムなどの「加工肉」が挙げられますよね。
コンビニでもレジ横のホットスナックコーナーにフランクフルトやアメリカンドッグが売られています。
このソーセージやハムなどには「ソルビン酸」や「亜硝酸ナトリウム」「リン酸塩」などの食品添加物が含まれています。
たしかにこれらの成分を“過剰摂取”すれば発がん性があります。しかし、その“1日の摂取量”についてはよく知られていませんよね。
例えば「リン(リン酸塩)」は1日3000㎎以下(18歳以上の男女)と厚生労働省が定めていますが、ソーセージでいえば100g当たり190㎎のリンが含まれているので、1日に1.58kg以上(20gのソーセージで約79本分)のソーセージを摂取してはじめて危険だといえます。
「ソルビン酸」に関してもそれ自体に危険性があるものの、人体の中に入ってしまえば炭酸ガスと水に分解されるため人体に影響がありません。
また、「2g摂ると死に至る」といわれる亜硝酸ナトリウムも1日0.06㎎までなら一生涯、毎日摂取していても人体に影響がないといわれています。
コンビニ食でダイエットはできる?
このように私たちは「食品添加物」や「コンビニ食」について誤解をしていることが沢山あります。
数十年前は高カロリー、高脂質の商品が多かったコンビニ食品ですが、近年ではコロナ禍もあって急激に“健康志向”に傾きはじめました。
商品のパッケージを見ていると「たんぱく質が摂れる〇〇」や「1日分の野菜」、「食物繊維たっぷり」などという記載も多くみられるようになりましたよね。
最近ではプロテインや果物など、ダイエットにぴったりの商品も多く販売されています。
今回は「忙しくて自炊ができていない…」という方も必見!コンビニで買えるダイエットにおすすめの商品をご紹介します。
コンビニで買えるダイエット食品&おすすめ商品
そば
最初におすすめしたいのが「そば」です。そばはGI値が低く血糖値も緩やかに上がっていくのでいわゆる“ドカ食い”を防ぐことができます。そばは、そのほかにも食物繊維、タンパク質、ミネラルが含まれているので、栄養は摂りたいけど軽く済ませたいランチや夕食にもおすすめです!
おすすめのコンビニ「そば」…セブンイレブン『とろろを味わう冷たいおそば』
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セブンイレブンのとろろそばはとにかくタンパク質がしっかり摂れるのでおすすめ。
この『とろろを味わう冷たいおそば』はタンパク質が13.2gで脂質は2.7gと、まさにダイエット食として理想的な“高たんぱく・低脂質”の商品です。
また食物繊維も6.4gと十二分に摂れるので見かけた際はぜひ試してみてくださいね!
ヨーグルト
ダイエット食品として多くの人が取り入れている「ヨーグルト」は腸内環境を整える作用があります。
また、ヨーグルトの中に含まれる乳酸菌には基礎代謝を上げてくれる効果も期待できるので、太りにくい体をつくるためにもおすすめです。
おすすめのコンビニ「ヨーグルト」…ローソン「NL 果実とナッツのヨーグルト」
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ローソンのオリジナル商品『NL 果実とナッツのヨーグルト』は、アーモンドと4種類のドライフルーツが付属されたプレーンヨーグルトです。
これ一つで食物繊維が4.7gも入っているだけでなく、一日分の「葉酸」も摂れる優れもの。
葉酸はビタミンB12とともに赤血球の生産を助けるビタミンでもあるので、妊婦さんだけでなく全ての女性が貧血予防のためにしっかり摂っておきたい栄養素です。
「無理なダイエットをしてちょっと貧血気味…」という方はぜひ積極的に取り入れてみてください。
バナナ
もちろんスーパーにも売っていますが、最近では果物を取り扱っているコンビニも増えてきましたよね。
バナナには、皆さんご存じの通り豊富な栄養素が含まれています。
特にバナナに含まれる栄養素の中では「ビタミンB群」や「カリウム」がダイエットにも効果的。代謝促進やむくみ解消を助けてくれます。
おすすめコンビニ「バナナ」…ファミリーマート『Premium Highlandバナナ』
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ファミリーマートの『Premium Highlandバナナ』は標高800mの指定農場で「高地栽培」された希少な商品です。
1本160円(税込み)とお値段は少々お高めですが、甘くコクのある味わいで必要な栄養素もギュッと詰まっています。
納豆
近年では、コンビニのプライベートブランドが注目されていますよね。
プライベートブランドでは、コンビニ各社が大手食品メーカーと提携しながら、それぞれのコンビニで独自基準をクリアした厳選商品が数多く販売されています。
なかでも安くて栄養価の高い「納豆」は注目すべきダイエット食品です。
納豆は高たんぱく・低脂質なだけでなく、「ナットウキナーゼ」という成分が血流を促進し、脂肪燃焼を助けてくれる効果があります。
おすすめのコンビニ「納豆」…セブンイレブン『極小粒納豆 3個入』
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プライベートブランドのなかでも「クオリティが高い」という声の多いセブンプレミアムの『極小粒納豆 3個入』は、納豆用に契約栽培されている大豆を使用した商品です。豆の旨味が際立つすっきりとした味わいで、お値段も3個入り84円と、家計にも嬉しいですね!
千切りキャベツ
「栄養が無さそう…」と思われがちなパックサラダや洗わず使える千切りキャベツですが、実は家庭で千切りキャベツをつくったときくらいの栄養素はある、といわれています。
キャベツの栄養素として肝心なのは「ビタミン」と「食物繊維」ですが、ビタミンは水洗いすることである程度流れていってしまうので商品であっても家庭であってもあまり変わりはありませんし、商品になる前に洗浄・殺菌されているといっても食物繊維が無くなるわけではありません。
千切りキャベツは生で食べると満腹感があって、その上、低カロリーなのでダイエットには最適ですよね。
アレンジレシピなどを考えて色んな活用方法を見つけてみましょう!
おすすめのコンビニ「キャベツ」…セブンイレブン『ふんわり仕上げた千切りキャベツ』
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パッケージに「1日分の1/3の野菜」と書かれたこの千切りキャベツは、食物繊維の量が2.7gと多く、カロリーも35kcalとダイエット中にも気にせず沢山食べられる商品です。
サラダとしてはもちろんですが、たまごでくるんでとん平焼きにしても食べやすくなっておすすめです。
忙しい人は“コンビニダイエット”を試してみよう!
今回はコンビニで買えるおすすめのダイエット食材についてご紹介しました。
コンビニの商品が「高カロリー」「高脂質」「体に悪い」というのはもう時代遅れかも…。
最近では“健康志向”の時代に即した商品が続々と開発、販売されています!
自炊ではなかなか摂れない栄養素を取り入れながらコンビニを上手く活用して、自分なりのダイエットを楽しんでみましょう♪