『私は乾燥肌だから…』と乾燥ケアに特化したコスメやスキンケア術にばかり注目してはいませんか？
乾燥肌と脂性肌は全く別物のように思いがちですが、その違いは紙一重。
非常に似た性質を持つため、自己判断で乾燥肌と思い込んでいても、実は脂性肌だった！という可能性も十分に考えられます。
この機会にあなた自身の肌質について正しくジャッジし、自分の肌に合った適切なスキンケアを実践しましょう。
脂性肌と乾燥肌の見分け方
寝起きのお肌
起床後、洗顔をする前にUゾーン(顎、口周り)を確認してみましょう。
その際、全体的にべたつきを感じるものの、かさつきがない場合は脂性肌。
全体的にかさつきを感じる場合は乾燥肌であることが考えられます。
洗顔後のお肌
洗顔料やクレンジングで顔を洗った後、タオルで水を拭き取ったらそのまま化粧水をつけずに5～10分程度放置してみて、肌のうるおい状態を確認してみましょう。
ツッパリ感を感じず、皮脂が分泌されている場合は脂性肌。
ツッパリ感が強く、かさつきを感じる場合は乾燥肌であると判断できます。
メイクの崩れ方
メイクの崩れ方を確認することも、ご自身の肌質を知る第一歩となります。
ベースメイクやポイントメイクがテカリによって崩れていて、ごわつき・皮むけ等がない場合は脂性肌である可能性が高いです。
一方、ファンデーションが落ちやすく、重ね塗りしづらいと感じたり、朝よりも肌にツヤがない場合は水分や油分が不足している証拠。
つまり、乾燥肌であることが原因と言えます。
脂性肌かな？と思ったら試したい！オイリーな脂性肌のスキンケア方法
脂性肌は正しくケアしないと、ニキビや黒ずみ等のトラブル原因になる他、脂性肌そのものが悪化する可能性もあるため注意が必要です。
こちらでは脂性肌を改善するための、適切なスキンケア方法についてご紹介致します。
洗顔のやりすぎはNG
肌質が脂性肌の場合、べたつきが気になって1日に何度も洗顔をしている方もいることでしょう。
しかし、過度な洗顔は肌に必要な皮脂が不足してしまい、乾燥を引き起こします。
肌の乾燥は、表面の潤いを補おうとして皮脂が余計に分泌されるため、洗顔の回数は1日2回(朝・夜)程度に留めるようにしましょう。
また、ゴシゴシと擦るように洗顔すると、摩擦による刺激で更に過剰な皮脂が分泌される恐れがあるため、優しく洗うようにして下さい。
しっかりと潤いを与える
脂性肌であっても肌の保湿を怠るのはNG。
特に洗顔後は油分が落ちているため、保湿をせずに乾燥したままの状態でいるとバリア機能が低下することから、外部刺激から肌を守るために余分な皮脂が分泌される原因になります。
まずは化粧水で保湿を行い、水分や美容成分が逃げないよう油分が含まれる乳液で蓋をしてあげましょう。
皮脂の分泌を抑制する成分が配合された化粧品を使う
脂性肌の原因は皮脂の過剰分泌が原因であるため、皮脂の分泌を抑制する成分が配合された化粧水・美容液等の基礎化粧品を使うことも、肌質改善への近道となります。
代表的な成分としては、美容成分の中でも多くの方が聞き馴染みのある『ビタミンC』です。
化粧品を購入する際は、配合成分をチェックして脂性肌の改善に効果的なものを選ぶことをおすすめします。
脂性肌におすすめのコスメ
キュレル / 皮脂トラブルケア 泡洗顔料
皮脂溶解成分・消炎成分配の洗顔料で、毛穴の汚れや余分な皮脂をしっかり落としながら、脂性肌やニキビを根本から改善します。
まだ、肌の必須成分『セラミド』も同時に配合されているため、脂性肌の要因の一つである乾燥からお肌を守ることが可能です。
イプサ / ザ・タイムR アクア
イプサのザ・タイムR アクアはコスメ好きであれば知らない人は居ない！と言っても過言ではないほど、大人気の薬用化粧水。
シャバシャバとしたテクスチャーが特徴的な、さっぱり系の化粧水ですが、イプサ独自の保湿成分『アクアプレゼンターIII』の働きによって吸い付くように肌に馴染み、しっかりと潤いを閉じ込めながらサラサラの肌触りを実感することができます。
また、個性的な形状ながら、ごくシンプルなボトルデザインなので、自宅のインテリアにも自然と溶け込みます。
イグニス / フレッシュ ネイチャーミルク
初収穫の白神産ヨモギの若葉のみから抽出した、ヨモギエキス・カワラヨモギエキスの薬用乳液で、過剰な皮脂が原因で起こりやすい、肌内部の炎症を鎮めながら優しくダメージをケアします。
また、ヨモギエキスにはバリア機能をサポートする作用もあることから、使う度に肌のコンディションが整い、適切な皮脂バランスに保ってくれます。
まとめ
脂性肌・乾燥肌は似た性質を持っていますが、それぞれにスキンケアのポイントは違うので自分の肌質に合ったお手入れを行うことが大切です。
ただし、肌質というものは環境や季節の変化、ホルモンバランスによって変化する可能性があるためトラブル知らずの健やかな肌を手に入れるためにも、定期的にご自身の肌タイプを確認するようにしましょう♪
