ふと鏡を見るとうっすらと顔にシミを発見!
一気に老けた気がしてショックですね。一刻も早く消したい…。けれどもエステやクリニックに行く時間がない、予算も限られているし、もっと手軽にホームケアでシミを消せないの‥‥?と悩んでいませんか?
シミに悩むあなたに、ホームケアでできるシミ対策をご紹介します。
- シミ対策はホームケアでできるの?
- ホームケアでできるシミ対策1・ナチュラル素材編
- ホームケアでできるシミ対策2・市販品編
- ホームケアでできるシミ対策3・洗顔編
- ホームケアでできるシミ対策4・食事編
- ホームケアでできるシミ対策5・生活習慣編
- ホームケアでできるシミ対策まとめ
シミ対策はホームケアでできるの?
シミには種類があり、ホームケアで対処できるシミと、医療機関で治療が必要なシミがあります。
ホームケアで対処できる場合は、完全に消すことは難しい場合が多いですが、シミを薄くする効果が期待できます。
ホームケアでは対処できないシミは、そばかすなどの遺伝性のシミ、濃くなってしまったシミや大きなシミ、潰瘍があったりかゆみなどがあったりする場合です。そのような場合は、医療機関での治療を受けるようにしましょう。
シミの原因とは?
シミを消すためには原因を知ることが大切です。シミの原因は、次のようなものがあります。
・紫外線
・年齢による肌の劣化
・妊娠や出産
・閉経
・ニキビ跡
・虫刺され
・メイクアップなどによる肌荒れ
それぞれの原因についてざっと説明していきますね。
・紫外線
紫外線を浴びると皮膚は有害な物質から皮膚の細胞を守るために、メラノサイトという物質を作り出して皮膚を守ろうとします。メラノサイトはメラニンという黒い色素を持った物質になり、肌の表面に押し出されますが、肌の新陳代謝がうまくいかないと表皮でメラニンが沈着してシミとなります。
・妊娠や出産、閉経、年齢による肌の劣化
妊娠や出産を迎えるとホルモンのバランスが変わり、不安定になります。また更年期や閉経でも同じです。女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」がありますが、このホルモンは肌に必要なコラーゲンや水分量を調節しています。妊娠や出産、年齢を重ねることにより、ホルモンバランスが崩れ色素の沈着が起こりやすくなり、シミの原因になります。
・ニキビ跡
ニキビによる炎症を起こすと、肌がダメージを受けて細胞を守ろうとし、大量のメラニンを生成します。メラニンが茶色いニキビ跡になり、シミとして残ってしまいます。
・虫刺され、メイクアップなどによる肌荒れ
虫に刺されたり、肌に負担をかけたりするメイクアップや合わないスキンケアなど、肌が何らかの刺激を受けると、身体に悪影響を及ぼす有害物質を分解しようとして活性酸素が作られます。肌の水分不足や弾力が無くなることも肌にストレスを与え、活性酸素を発生させてしまいます。活性酸素は細胞を酸化させ、肌の内部で炎症が起きるので、細胞を守ろうとメラニンが放出されます。肌サイクルが乱れるとメラニンが肌に沈着しシミとなってしまいます。
ホームケアでできるシミ対策1・ナチュラル素材編
シミ対策は肌への刺激を抑え、新陳代謝をうながすことが必要です。そのためには普段からのお手入れが大切です。ここからは、肌が喜ぶナチュラルな素材でのホームケアをご紹介します。自然な方法でお手入れをしたい方や、気軽にお手入れを楽しみたいという方もぜひトライしてみて下さい。
ヨーグルト+アスピリン
アスピリンは頭痛薬など手軽に使える常備薬ですが、実はこのアスピリンに含まれている「ヒドロキシ酸」という成分がアザやシミを目立たなくし、傷の治りを助けたり肌の汚染物質を除いたりする働きがあると言われています。またヨーグルトには肌のphバランスを調整し、角質の除去を促す効果が期待できます。
材料
アスピリン 6錠
ヨーグルト カップ4/1(50g)
ハチミツ 大さじ2(50g)
作り方
アスピリンをすりこぎなどで細かく粉末状にします。
粉末状にしたアスピリンにヨーグルトとハチミツをまぜます。
なめらかになるまでよくまぜます。
使い方
夜、洗顔を済ませてから顔に塗ります。首や胸などに塗ってもよいでしょう。20分そのままにしてから円を描くように軽くマッサージしてから、ぬるま湯で洗い流します。
1週間に3回ほど繰り返します。
重曹&ハチミツ
重曹は弱アルカリ性で、基礎代謝アップ効果や酸性の物を中和する働きがあります。ハチミツには肌に潤いを与え肌の新陳代謝を促すのに役立ちます。この二つの食材を使ってシミ対策のパックを作ってみましょう。
材料
重曹 大さじ2(30g)
ハチミツ 大さじ1(15g)
レモン果汁
作り方
重曹とハチミツ、レモン果汁を混ぜ合わせてペースト状にします。
使い方
夜の洗顔後に顔全体にペーストを塗ります。
10分間そのままおきます。
ぬるま湯で洗い流して保湿クリームを塗りましょう。
イチゴとレモンのパック
イチゴやレモンにはビタミンCやポリフェノールが豊富に含まれ、抗酸化物質が豊富です。季節によってイチゴが手に入らない時は、レモンだけでもOKです。フレッシュなイチゴやレモンが手に入ったら、少し取り分けて肌のお手入れ用に使ってみましょう。
材料
イチゴ 適量
レモン 適量
作り方
イチゴ適量をきれいに洗いフォークでつぶしておきます。
レモンもきれいに洗ったあと絞り汁を適量お皿に取り分けておきます。
すりつぶしたイチゴにレモン汁をまぜ合わせます。
使い方
肌にパック材をのせて1時間ほどそのままおきます。軽くぬるま湯で洗い流して
化粧水などでお肌をととのえます。一週間に一度はお手入れをしましょう。
日焼けした後には、つぶしたイチゴとレモン汁を製氷皿に入れて凍らせておき、固まりを肌にこすりつけてそのまま一時間おいておきます。日焼けしたあとの炎症に効果が期待できます。
リンゴ酢とパセリ
リンゴ酢には抗酸化作用があり、肌の調子を整える作用が期待できます。パセリはβカロテンが豊富で、ビタミンCは野菜の中でもトップクラスと言われています。この二つの食材を使ってローションを作ってみましょう。肌の調子を整え、新陳代謝を活発にするピーリング作用で肌を明るくするのに役立ちます。
材料
リンゴ酢 テーブルスプーン4
パセリ 2束
レモン果汁 テーブルスプーン2
水 1/2カップ
作り方
1/2カップの水を沸騰させてパセリの葉を入れ少し茹でます。
冷ましてリンゴ酢とレモン果汁を入れパセリの葉を取り出します。
スプレーボトルに入れて冷蔵庫で保管します。
使い方
夜洗顔が終わったら気になる部分にスプレーします。
ホームケアのシミ対策で注意すること
レモン果汁などは日光に当たると刺激を起こす場合があるので、これらのお手入れは夜におこなうようにしましょう。アレルギーが心配な方は、使う前に少量を取ってパッチテストをすると万全です。
ホームケアでできるシミ対策2・市販品編
ナチュラルな素材を使ったシミ対策は、効果が表れるのに個人差があり、また効果を実感するのに時間がかかる場合があります。短時間で効果を実感したい、という方は市販のシミ対策品を使ってホームケアをするのが良いでしょう。ここからはシミ対策におすすめの美容液や化粧水、飲み薬をご紹介します。
美容液
シミ対策におすすめの美容液は様々な種類がありますが、その中でも口コミで評判の良かった5つを厳選しました。ホームケアで威力を発揮するアイテム、毎日のお手入れに取り入れてみましょう。
- 最先端のシミ研究から誕生
HAKU/メラノフォーカスV 3.700円
HAKUは資生堂独自の美白ブランドで、メラノサイトの活性化を抑えるトラネキサム酸と、独自の美白成分が配合されています。シミの発生をブロックし、明るく澄んだ肌に導きます。クリーム状のテクスチャーで肌のうるおいもキープします。
- ロングセラーの人気美白美容液
KIEHL’S SINCE 1851(キールズ) / DS クリアリーホワイト ブライトニング エッセンス
30mL・7.200円
美白とエイジングケアを同時にできる美容液です。ロングセラーで根強い人気を誇る秘密は、アクティブCという有効成分。素早く肌に浸透してメラニンにアプローチし、シミのケアをします。使い続けると肌の明るさが違うと評判です。
- シミ対策初心者にコスパ抜群の美容液
アクアレーベル / シミ対策美容液45ml・2,100円
シミ対策をしたいけど、シミケア商品は高くて、という方やシミケア初心者におすすめのアクアベール。コスパ抜群なので、まずはお試しで使ってみたいという方にもおすすめです。有効美白成分のトラネキサム酸が入って肌をトーンアップさせてくれます。
- シミの原因を無力化してしまう注目美容液
ONE BY KOSE / メラノショット ホワイト
40ml(付けかえ用)・5,000円 / 40ml(本体)・5,300円
美白有効成分のコウジ酸がシミの原因となるメラノサイトに直接アプローチ。おだやかに肌に浸透してシミを作らせないケアをします。明るく輝く美しい白肌を目指せます。
- リピーターが多い頼れるシミ対策美容液
SK-II / ジェノプティクス オーラ エッセンス 30ml・16,000円
スキンケアブランドとして人気のSK-Ⅱからは、大人のシミ対策としてこちらの美容液がおすすめです。整肌成分ピテラと独自の研究により開発した美肌成分で、シミにも対応。くすみをはらい輝く肌に導いてくれます。
化粧水
つぎに、ホームケアでのシミ対策におすすめの化粧水をご紹介します。こちらも口コミで評判が良かった商品を5つ選んでみました。
- ドクターシーラボ VC100エッセンスローションEX 28ml 1.045円
シミ対策とエイジングケアにもおすすめの化粧水です。高浸透ビタミンC誘導体と5種類のセラミドに加え、44種類の美容成分を配合しています。浸透しやすくさらっとした使用感です。
- 薬用ホワイトニングローションαEX(トゥヴェール)3,700円/120mL
薬用の有効成分が入ったこちらの化粧水は、紫外線を浴びてしまったときのリセット用化粧水として常備しておきたい一品です。有効成分のグリチルリチン酸は抗炎症作用があり、うっかり日焼けをしてしまった時のケアや、ニキビ跡のシミ対策にもおすすめです。
- アクアフォースホワイト ローション M しっとりタイプ(オルビス)
1,980円/180mL
こちらも日焼けしてしまったときのシミ対策と予防におすすめの化粧水です。ヒアルロン酸よりも高保湿な成分、ジメチルシラノール・ヒアルロン酸入りで肌のうるおいも万全です。しっとり透明感を目指したい方に嬉しい化粧水です。
- ホワイトニング化粧液Ⅱ(ファンケル)1,870円/30ml
総合口コミ評価が星5つという高評価を獲得した化粧水です。グレープフルーツやムラサキシキブの果実エキス入りで肌奥に潜む頑固なシミの元にアプローチします。無添加なので、敏感肌の方にもぴったりです。
- 白潤 薬用美白化粧水(肌ラボ)683円/170ml
化粧水は毎日たっぷり使いたいからプチプラがいいという方も多いでしょう。この化粧水はまさにそんな方におすすめのアイテム。ビタミンC誘導体やヒアルロン酸入りでシミ対策をしっかりしながら明るく輝く美しい肌に導きます。
飲み薬
外側からのシミ対策を見てきましたが、内側からのシミ対策も忘れてはいけません。飲むだけでシミ対策ができる薬がいろいろと発売されています。シミを消したいという場合は、サプリメントではなくて「医薬品」と書いてある飲み薬を選ぶようにしましょう。シミ対策に有効な成分は、メラニンの排出を促す「L-システィン」、メラニン色素を無色化する「ビタミンC」、メラニンの発生を促す「トラネキサム酸」で、どれか一つではなく、複数の成分が飲み薬に配合されている商品がおすすめです。また上記の有効成分を効率よくサポートするために、ビタミンB2・B6(パンテント酸)、ビタミンE(トコフェロール)、ビタミンB3(ニコチン酸アミド)が一緒に入っているものを選ぶとよいでしょう。
- ハイチオールCホワイティア(SS製薬)4950円(60日分)
「L-システィン」「ビタミンC」「パントテン酸カルシウム」の有効成分がバランスよく配合され、肌に付着した黒色メラニンを無色化します。できてしまったシミが気になる、消したいという方も一日2回飲むだけでシミ対策ができます。体の内側から代謝を良くするので、疲れやだるさが取れないという方にもおすすめです。
- チョコラBBルーセントC(エーザイ)4169円(60日分)
表皮の下からメラニンを無色化します。一日3回食前か食後に服用するだけで、シミのない透明感あふれる肌が手に入ります。ビタミンCやL-システィンの有効成分とビタミンB2・B6配合で、肌の代謝をアップ。肉体疲労時のビタミンの補給としてもおすすめです。
ホームケアでできるシミ対策3・洗顔編
ここからは洗顔について見ていきます。ホームケアのシミ対策は、洗顔にも気をつけるようにしましょう。洗顔料が合わなかったり、ごしごしと肌に負担がかかったりする洗顔は、シミの原因にもなります。最初に顔を濡らしてからよく泡立てた洗顔料で、やさしく滑らせるように顔を洗いましょう。タオルを使うときも、ごしごしとふくのはNGです。洗顔料は穏やかに角質を除去してくれるものを選ぶと、肌の新陳代謝をうながしてシミ対策にも有効です。
洗顔料
1. キラリズム ホワイトヴェール白雪洗顔 3,300円 110g
天然フランス産のホワイトクレイが配合され、毛穴の汚れを吸着してやさしく洗い上げてくれます。もちもちとした感触の泡がたつので、しっかり洗える感じが嬉しいです。敏感肌の方にも使っていただける洗顔料です。
2. カウブランド 無添加洗顔せっけん 5,72円 70g
ドラッグストアで手軽に購入できるプチプラせっけんです。とはいえ、牛乳石鹸でおなじみのカウブランドが手掛ける釜だきで作られた石鹸は、老舗のこだわりがつまっています。肌への刺激が少ない無添加に、滑らかな泡が肌の汚れを穏やかに落としてくれます。
ホームケアでできるシミ対策4・食事編
シミにおすすめの食材
- ビタミンAを含んだ食材
ビタミンAは、肌の新陳代謝を活発にし、シミの原因であるメラニン色素の排出に効果があるといわれています。ビタミンCを多く含む食材は、卵、乳製品、レバーなどがあります。
- ビタミンCを含んだ食材
ビタミンCには美肌効果があるといわれ、美容のためには欠かせないビタミンです。シミの原因であるメラニン色素が肌に沈着しないように作用し、シミを目立たなくします。ビタミンCが豊富な食材は、さつまいも、じゃがいも、緑茶、キウイ、かんきつ類などです。
ホームケアでできるシミ対策5・生活習慣編
ホームケアでのシミ対策で、生活習慣で気を付けたいポイントをあげておきます。日々の生活の見直しも、シミ対策には有効です。タバコを吸っていたり、お酒を飲んで遊び過ぎたり、夜更かしをしていませんか?こんな生活が続くと、肌のターンオーバーが乱れシミにも悪影響をおよぼします。生活習慣で注意すべきポイントは次の4つです。チェックして、できていないところは改善するようにしましょう。
- 規則正しい生活
朝は早く起き、決まった時間の食事、夜の就寝も早めに寝るようにしましょう。生活時間がバラバラだと胃が荒れたり肌もくすんだりと悪影響が出ます。スマホやテレビを見て夜更かしをしていませんか?シミ対策には規則正しい生活がかかせません。
- 紫外線
せっかくシミ対策をしても、紫外線を浴びてシミの元を作っては大変です。紫外線対策は万全にしましょう。外の日差しばかりでなく、室内での日焼けは意外と見逃しがちです。室内にいるときでも日差しが入っていれば日焼けしますので、きちんとUVカットで日焼けをブロックしましょう。
- 運動
運動不足になると身体の新陳代謝が落ちてきます。軽い運動はシミ対策にも有効です。忙しくてなかなか運動ができないという方も、階段の上がり降りなど工夫して運動する時間を取り入れるようにしましょう。運動をして血行がよくなることで、シミ対策にも相乗効果を発揮します。
- ストレス
ストレスがあると自律神経が乱れ、肌のターンオーバーにも影響を与えます。過度のストレスはシミ対策にも良くありません。好きな趣味に没頭する、自然の中に行く、好きな音楽を聴くなどリラックスできる時間を見つけて、適度にストレスを発散させましょう。
ホームケアでできるシミ対策まとめ
ホームケアでのシミ対策を色々ご紹介しました。気になる方法はありましたか?ホームケアでのシミ対策のポイントは、あせらず気長に続けることです。
効果はどんなに早くても、最低2週間から3か月かかる場合もあります。自分に合った方法で、楽しみながらお手入れするのが一番ですね。あなたも早速はじめてみましょう!