新型コロナウイルス流行が長期化し、日常生活に欠かせない必需品となったマスク。
長時間着用することによってニキビやかゆみ、赤みなど思わぬ肌トラブルに悩まされている女性が多いのではないでしょうか?
中でも今回注目するのはマスクたるみという肌トラブル。口元は第一印象を大きく左右するパーツの一つです。
化粧直しや食事中にふとマスクを外した際、『マスクを着けていた方が若く見える!』なんて周りの方に思われないためにも早めの対策に取り組んでいきましょう。
こちらではマスクたるみにおすすめの食事内容についてご紹介させて頂きます。
マスクたるみとは?気になる原因について
マスクたるみとはその名称通り、マスク生活が日常化したことにより口周りの皮膚が衰えてしまうトラブルのこと。
マスクたるみを引き起こす原因は主に表情筋の運動不足!マスクをして会話をする時はつけていない時に比べると緊張感が無くなり、無表情になるため筋力が徐々に低下してしまうのです。
また、コロナの影響で自由に外出を楽しめないストレスから、血流の流れが悪くなりお肌に必要な栄養素が上手く行き届いていないことも原因の1つとして考えられます。
マスクたるみを改善するには日々のスキンケアやマッサージと合わせて食事内容を見直すことが大切です。
【マスクたるみ対策】おすすめの食事内容・栄養成分について
高たんぱく(コラーゲンが豊富なもの)なおかずを取り入れる
肌のハリや弾力を維持するのに欠かせない美容成分『コラーゲン』はたんぱく質の一種です。
コラーゲンは体内を構成するたんぱく質のうち30%を占めており、年齢と共に減少していくと言われています。
スキンケア用品にもコラーゲンが配合されているものがありますが、毎日の食事で内側からも補給するようにしましょう。
コラーゲンが豊富なたんぱく源は下記のような食材が挙げられます。
<動物性食品>
・手羽先、鶏の皮、豚バラ肉、豚足、軟骨、牛スジ、牛テールetc...
<海洋性食品>
・うなぎ、海老、カレイ、くらげ、フカヒレ、なまこetc...
ビタミンCでサビない美肌をGET!
ビタミンCには体内でコラーゲンを合成・吸収をサポートする役割があるほか、老化の原因となる活性酸素を取り除く効果が期待できるんだとか。
活性酸素は紫外線を浴びることで皮膚の細胞内から大量に発生するのですが、実は私たちが普段何気なく使っているスマホやパソコンの液晶画面(ブルーライト)からも活性酸素が発生しており、たるみやしわ、くすみなどのエイジングを進行させる原因となっています。
外出自粛によってネットを使う機会が増えた今は尚更、ビタミンCを積極的にチャージして抗酸化を意識した食生活へと改善していきましょう。
<ビタミンCが豊富な食材>
・ブロッコリー、パプリカ、キャベツ、さつまいも、イチゴ、キウイetc...
マスクたるみに負けない!美肌レシピ『サーモンのアクアパッツァ』
おもてなしにもぴったり!良質なたんぱく質や老化を防ぐ抗酸化成分、アスタキサンチンを含む『サーモン』とビタミンCたっぷりの『パプリカ』を組み合わせたアクアパッツァのレシピです。
サーモンのコラーゲンは皮の近くに多く含まれていますので皮ごと食べるようにしましょう。
〜サーモンのアクアパッツァの作り方〜
<材料>
・サーモンの切り身 2切れ
・あさり 1パック(200g程度)
・赤パプリカ、黄パプリカ 各1/4個
・玉ねぎ 1/2個
・エリンギ 1本
・にんにく 1片
・水 150ml
・白ワイン 50ml
・オリーブオイル 大さじ1半
・固形コンソメ 1個
・塩胡椒、クレイジーソルト 各適量
<作り方>
1.パプリカはくし形に、玉ねぎとにんにくは薄切り、エリンギは繊維に沿って縦に薄切りにします。
2.サーモンの両面に塩胡椒を振りかけ、下味をつけます。
3.フライパンにオリーブオイル(大さじ1)を熱し、2のサーモンを加えます。
4.両面こんがりと焼き色がつくまで加熱したら一旦お皿に移します。
5.フライパンにオリーブオイルを追加で熱し(大さじ1/2)、玉ねぎとニンニクを炒めていきます。
6.にんにくの香りが立ってきたら水と白ワインを注ぎ入れ、2のサーモン・パプリカ・エリンギ・砂抜きしたあさりを加えます。
7.ふつふつと煮立ってきたら固形コンソメを加え、蓋をして10分程度煮込みます。
8.仕上げにクレイジーソルトで味を整えて完成です。
まとめ
ワクチンの普及により感染者数が減少傾向にある現在。以前のようにノーマスクで過ごせる明るい未来も徐々に近づいてきています。
ノーマスクになった時、堂々と自信をもってマスクを外せるご自身になるためにも是非今うちからマスクたるみの予防・改善を意識した食生活を心がけてみて下さいね。