毎日のメイクは、働く女性にとって欠かせない身だしなみの1つ。
特にベースメイクは顔全体を美しく見せると共に、目元や唇などのポイントメイクを引き立たせるために重要なものとなります。
しかし、日々当たり前の習慣になっているからこそ、改めて考えると『本当にこれであっているかわらかない』・『化粧下地って必要なの?』とご自身のベースメイク方法が正しいのかどうか、不安になることはありませんか?
そこで今回こちらでは、ベースメイクの順番とポイントに加え、化粧下地の役割について解説させて頂きます。
コスメコンシェルジュが教える!意外と知らない?化粧下地の役割について
ベースメイクと言えば、どちらかというとファンデーションを塗ることが最も大切な工程というイメージを抱いている方が多いかもしれません。
実は、美しいベースメイクの決め手となるのは、ファンデーションよりむしろ化粧下地なんです!
化粧下地はベースメイクの中でも縁の下の力持ちと言える、重要な存在♪
ファンデーションを塗る前に予め仕込んでおくことで、ベースメイクのノリをUPさせたり、化粧崩れの原因となる余分な皮脂やテカリを抑え、長時間綺麗な状態をキープしてくるんです。
その他、外的刺激から保護し、肌トラブルを防げるという点も化粧下地の魅力の1つです。
化粧下地をこれまで使ったことがないという方はこの機会に是非、メイクポーチの中に仲間入りさせてみて下さいね。
ベースメイクの順番とポイント【コスメコンシェルジュ監修】
前項では、化粧下地の大切さについてご紹介しましたが、化粧下地の効果を最大限に発揮させるには、ベースメイクを行う際に正しい順番で使うということも大切なポイントです。
ベースメイクの準備をはじめ、化粧下地を塗るタイミングから仕上がりの段階まで、具体的な流れについてチェックしていきましょう。
①スキンケア
ベースメイクを美しく見せるためには、メイク前のスキンケアも重要となります。
よくある間違いとして、『肌がベタつきそうだから』と化粧水だけで済ませてしまう方がいますが、この方法だと肌から水分が蒸発し、皮脂の分泌量が返って増えるため、化粧崩れの原因になりかねません。
化粧水の後は、乳液・フェイスクリームを使ってしっかりと肌に蓋をするようにしましょう。
②日焼け止め
紫外線は夏に限らず、年中降り注いでいるため季節を問わず、日常的に塗ることをおすすめします。
ただし、SPFの値が高いものを毎日使ってしまうと、肌へ負担がかかってしまうため、日常使いにはSPF35程度の日焼け止めが適切です。
日焼け止めの塗り方としては、おでこ・両頬・鼻・顎に少量ずつ乗せたら、満遍なく全体に伸ばしていきましょう。
③化粧下地
日焼け止めを塗り終えたら、いよいよ化粧下地の出番です。
基礎化粧品でしっかりと潤いを与えておくと、肌に馴染みやすい状態になっているかと思います。
塗り方は日焼け止めと同じく、均一に伸ばすのがポイントです。
また、化粧下地にもUVカット機能がついている商品もありますが、パッケージに記載されているUVカット効果を発揮するには1cm2当たり2mgの量が必要と言われています。
全顔に換算すると、大体パール2個分(0.8g)程度と現実的な量ではないので、1回のメイクでこの量を全て使い切るのはほぼ不可能です。
例え無理に塗ったとしても、違和感のある仕上がりになってしまいます。
10年後、20年後と将来のお肌のためにも、化粧下地だけでなく、日焼け止めも組み合わせて紫外線対策を万全にしておきましょう。
④コンシーラーorファンデーション
コンシーラーを塗る順番はファンデーションの種類によって異なります。
パウダーファンデーションの場合
コンシーラーは油分が多いため、パウダーファンデーションを使う前に塗っておくとしっかりと密着しやすく、メイクの持ちが良くなります。
リキッドファンデーションの場合
リキッドファンデーションはコンシーラーを上から重ねても馴染みやすく、ファンデーションだけでカバーできなかった赤み、くまなどの色ムラを細かく補正することができます。
⑤フェイスパウダー
ベースメイクの仕上げに、フェイスパウダーを使いましょう。
フェイスパウダーには、顔のテカリを抑えたり、メイク崩れを防ぐ役割があります。
パフやブラシに取った粉を、そのまま顔につけてしまうとムラができやすいため、一度手の甲にトントンと乗せて、余分な粉を落としましょう。
このひと手間を加えることで、厚塗り感を防ぎ、ナチュラルな印象に仕上げることができます。
まとめ
メイク初心者の方も長年メイク経験がある方も、自己流メイクを一旦リセットすることで、これまで気付かなかった自分自身の魅力や一面を引き出せる、良いきっかけにも繋がるのではないかと思います。
是非今回ご紹介したベースメイクの順番やポイントを参考に、毎日メイクを楽しんで頂けると嬉しいです♪