東京都内にある浄土宗のお寺の僧侶でありながら、メイクアップアーティストとして世界で活躍中の西村宏堂さん。
ご自身のメイク方法はどちらかと言えば個性的で妖艶なメイクをされているイメージがありますが、Youtubeチャンネル等を通じて、一般の方でも気軽に挑戦しやすいメイクテクニックなども披露されているんです。
中でも今回ご紹介するのは若見え効果が期待できる、マダム向けナチュラルメイクです♪
10~20代の方も参考になるテクニックも併せてご紹介しておりますので、是非最後までご覧になってみて下さい。
西村宏堂から学ぶ今すぐ使えるメイクテク~若見えナチュラルメイク編~
アイメイク
スキンケアでお肌を整えた後、1番最初に行うメイクと言えばベースメイクが一般的かと思いますが、西村さんの場合、アイメイクから始めるんだとか。
なぜかと言うと、アイシャドウ等のアイテムが目の下についてしまった時に、ベースメイクよりもアイメイクから先に済ませておく方が、ウェットシート等を使って綺麗にお直ししやすいからと説明されていました。
インテグレートグレイシィ アイライナーペンシル ブラウン
アイラインはインテグレートグレイシィのペンシルライナーを使って、まつ毛の間を埋めるようにして左右に優しく動かしながら引いていきます。
ケイト ブラウンシェイドアイズN BR-6
続いて、ケイトのブラウン系アイパレットを使います。
付属品のアイチップではなく、細めのブラシに一番右上のカラーと、そのすぐ左にあるブラウンを混ぜながら先程引いたアイラインの上に重ねていきます。
こうすることで、下に引いているアイラインがずれにくくなるそうです。
次にベージュのアイシャドウをブラシに乗せて、アイホールに少し太めに塗っていきましょう。
また、西村さんいわく、ご年配の方の場合、ラメやパールの入ったものや、色が明るすぎるアイシャドウを使うと目元のしわが露わに見えやすいので、できるだけマットな質感のブラウン系やベージュ系のアイシャドウを使う方が魅力的な目元に仕上がるとのことです♪
メイクアップフォーエバー アクアアイズ ブラック
ビューラーでまつ毛をグッと引き上げた後、メイクアップフォーエバーの黒のペンシルライナーでまつ毛が生えている部分を再び埋めていきます。
この工程を挟むことでグラデーションの幅が広がり、目がぱっちりと大きく見えます。
ディオールショウ アイコニックオーバーカール
マスカラはクリスチャンディオールのものを使って、ダマにならないよう注意しながら根元から毛先に沿って塗っていきましょう。
マスカラまで塗り終わったら、一度ウェットシートなどを使って、目の下を綺麗に拭いて下さい。
ベースメイク
M・A・Cスタジオ コンシール アンド コレクト パレット
M・A・Cのコンシーラーは時間が経っても乾燥しづらく、ツヤ感のある肌をキープすることができます。
全体にファンデーションを塗りたいという方も多いかと思いますが、沢山塗りすぎてしまうと、肌に生き生きさがなくなるため、西村さんは特に経験豊富な年代の方にメイクをする場合、基本的には目の下やしみ、Tゾーンの赤みなど気になるところだけ部分的に塗るようにしているそうです。
最初に細いブラシで塗った後、スポンジを使って優しく馴染ませていきましょう。
仕上げにルースパウダーで整えたらベースメイクの完成です。
アイブロウ
メディア Wアイブロウ ペンシル&パウダー NB-1
眉毛は鶴のくちばしをイメージしながら、鼻に近い方が太くなるように描き、目尻はシュッと細めに描いていきます。
毛に色を乗せるというよりも、毛が生えている皮膚に色を乗せていくようにするとナチュラルに仕上がります。
チーク
メイクアップフォーエバー HDハイディフィ二ションブラッシュコンパクト
チークはクリームチークを使用します。指に適量を乗せたら、もみあげから手前に沿って少しずつ重ねていきましょう。
M.A.C パウダーブラッシュ ブライトフルーシャ
クリームチークの後はパウダーチーク塗り重ねていきます。
下から上に向かって頬骨を引き上げるようなイメージでブラシを動かしていくと、お顔全体がリフトアップします。
リップメイク
メイクアップフォーエバー アクアリップ 2C ローズウッド
ペンシルリップを使って、元々の輪郭よりもオーバーめに縁取っていきます。
西村さんは上唇は胸の形、下唇は浴槽の形もしくはクジラのお腹をイメージしながら塗るようにしているそうです。
メイクアップフォーエバー ルージュアーティスト ナチュラル N14
最後にスティックタイプの口紅を上唇、下唇にそれぞれ塗り重ねて完成です。
まとめ
西村さん流のメイクの流れをご覧になってみて、ベースメイクではなく、アイメイクを一番最初に!?と驚いた方も多いかと思いますが、確かにアイラインやアイシャドウがずれてしまった時のことを考えると、後々綺麗に調整しやすいのではないかと思います。
西村宏堂さんは書籍等も販売されていますので、ご興味がある方は是非ご覧になってみてはいかがでしょうか?