手抜きだけど手抜きに見えない、垢抜けできるメイク法をご存じですか?
「引き算メイク」は、明日からでも取り入れられる手抜きで簡単に抜け感を出せるメイク方法です。
しかし、引き算メイクのやり方が分からない方や自分の年齢では何をやったらよいか分からないという方もいるのではないでしょうか。
今回は、20代〜50代の年代別に引き算メイクのやり方とポイントを紹介します。
- 『引き算メイク』とは?
- 【年代別】引き算メイクのやり方とポイント
- 30代はプロセスを丁寧に上品に仕上げる
- 40代は肌ツヤを程よく引き算するのがおすすめ
- 50代はコスメ選びで賢く引き算
- 引き算メイクの基本は色味をおさえること
『引き算メイク』とは?
引き算メイクとは、ある一部分を強調させ、あとの部分は控えめにするメイク方法のことです。
約5、6年前からトレンドになっており、垢抜けたい方におすすめのメイク方法となっています。
たとえば「アイシャドウやリップの色を控えめにする」「マスカラは塗らない」など、少し手を抜くことで抜け感のあるメイクが完成します。
引き算メイクは、ナチュラルなのに上品で抜け感のある大人のメイクになるのでマスターしておきたいところです。
【年代別】引き算メイクのやり方とポイント
ここからは、20代〜50代の年代別に引き算メイクのやり方とポイントを紹介します。
お手持ちのアイテムで「引き算メイク」ができるポイントを紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
- 20代は目元鮮やか、リップは控えめに
- 30代はプロセスを丁寧に仕上げる
- 40代はツヤ肌を程よく引き算
- 50代はコスメ選びで賢く引き算
20代は目元鮮やか、リップは控えめに
20代の引き算メイクは、一部にトレンドアイテムを取り入れ他の部分の色味をおさえるのがポイントです。
2023年春のトレンドはカラーアイテムで、2000年代のようなY2Kっぽい白い”ラメ”も流行っています。
白いラメを使ったメイクは、カラーレスですが輝きによって目元が鮮やかになるので、血色感をおさえた控えめの色のリップを使用するのがおすすめです。
目元が鮮やかになる白いラメを使ったメイク方法は以下の通りです。
- 白いラメがベースとなっているアイシャドウパレットを使用して、下まぶたに白いラメをのせる
- 目のキワには茶色のアイシャドウを塗って締める
- グリッターや大粒のラメを使用して上まぶたにたっぷりとのせる
- リップは、さりげない血色感のあるリップを使用して、唇の輪郭よりややオーバーに塗る
- 唇の色のムラを均一に整えて、透明な通夜でぷっくり感を出す
30代はプロセスを丁寧に上品に仕上げる
30代は20代のポイントである色味もおさえつつ、丁寧なプロセスを心掛けることがポイントとなります。
とくに、小ジワが気になるという方も多い目元は、プロセスを見直し丁寧にメイクをしていくのがおすすめです。
髪色や肌の色、ベースカラーなどにもよりますが、アイメイクにはブラウンカラーを使用して色味を引き算し、目元・顔下半分の引き締め効果を狙って上品に仕上げます。
ブラウンカラーを使ったアイメイクのやり方は以下の通りです。
プロセスの見直しにもぜひ参考にしてみてください。
- 上まぶたはハイライトカラーのベージュ・中間の濃さのブラウンなど、2色を使ってサッと指塗りする
- 下まぶたにも赤系のブラウンシャドウを塗る
- ブラウンマスカラを上まつ毛、下まつ毛に塗る
- アイラインは馴染みの良いブラウンを使用し、まつ毛の隙間を埋めるように塗る
40代は肌ツヤを程よく引き算するのがおすすめ
40代の方はしわやシミ、くすみなど肌悩みが増えたという場合も多いのではないでしょうか。
肌悩みを隠そうとファンデーションやコンシーラーを厚塗りしたり、リップやアイシャドウの色で誤魔化したりするメイクは昔っぽい印象になってしまうこともあります。
そこで、肌ツヤを程よくおさえたツヤを引き算するメイク法がおすすめです。
ポイントは、リキッドファンデーションを使用し、ファンデーション後に透明感のある微粒子パウダーを使うことです。
小鼻や眉の上の眉骨など、メイクが崩れやすい部分にパウダーをオン。
パウダー(粉)を部分的に仕込むことで、厚塗り感やテカリをおさえることができます。
50代はコスメ選びで賢く引き算
50代の方は、経験を活かしてメイク方法はそのままに、手持ちのコスメを見直して新しくしたり、手抜きできるアイテムを買い足したりするのがおすすめです。
50代の引き算メイクのためのコスメ選びのポイントは以下の通りです。
- ベースメイク:1本で美肌に見せてくれるアイテムを選ぶ(多機能のリキッドファンデーションやBB・CCクリームなど)
- アイメイク:膨張色のアイシャドウ(単色でOK)、マスカラはせずにビューラーのみ
- リップ&チーク:自然な血色感の出る「赤」を選ぶ、クリームタイプのチークを使用する
時間のかかるベースメイクに使用するコスメを「1本で美肌に見せてくれるアイテム」にすることは、手抜きながら綺麗を叶えられるので50代の方にとくにおすすめです。
引き算メイクの基本は色味をおさえること
今回は、20代〜50代の年代別に引き算メイクのやり方とポイントを紹介しました。
どの年代にも共通して言えることは、色味をおさえることです。
血色感のあるベージュやブラウンを使用すればくすむ心配もなく、ナチュラルながらも女性っぽい印象のメイクができます。
垢抜けたい方、お手持ちのアイテムにベージュやブラウン系のある方はぜひ明日からでも「引き算メイク」を取り入れてみてはいかがでしょうか。