大人になると色んな場所に合わせた身だしなみが求められるようになりますよね…例えば「お葬式」
派手にするのも良くないし…だからといって薄すぎるのも…迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。
今回は、今さら聞けない「お葬式参列時のメイクマナー」をお教えしちゃいます!
葬儀時の化粧と言われる「片化粧」とは?
「片化粧」=葬儀に参列する際に女性がする化粧のことを指し、派手にみえないメイクのことを言います。
口紅を使わず、血色感を出しすぎない薄いメイクが基本となります。
しっかりとカバーしながら自然に魅せるナチュラルメイクとは違い、最低限のメイクのみで薄化粧をすることが正解!
葬儀時メイクマナーのポイントとは?
「最低限のメイク」も人それぞれ…というわけで、ここからはメイクマナーのポイントを顔パーツごとにご紹介していきます。
【ベースメイク】
ツヤ感を抑えたセミマットに仕上げる
ツヤ感のあるベースメイクは流行でもありおしゃれで華やかな印象を持たせてしまうため葬儀参列時のメイクでは控えるのが◎
パウダータイプのファンデーションを使用し、光が入りすぎないよう落ち着いた質感にしあげることが重要です。
ラメやパールなどが入っているパウダーもありますが、それも控えておくのがベター。
ハイライトやシェーディングも控え、自然に近いメイクで参列しましょう!
チークは控えめに
基本的にはリップと同じくチークも使用しないケースが多いと言われています。
ですが、チークを使わなければ極端に顔色が悪くなってしまう、印象が悪いという場合にはベージュカラーなどの落ち着いた肌馴染みの良いカラーを選んで薄付きにつけるのが◎
ラベンダーカラーはどんな肌色の方にも合わせやすく、落ち着いた印象を持たせるためおすすめですよ!
【アイメイク】
アイシャドウはナチュラルカラーをチョイス
ピンクやオレンジなどのカラー物は基本的にNG。
着飾らず、ありのままが求められる葬儀参列時のアイメイクです。
薄いベージュやブラウンなどの目立たない色味を使用しましょう。
気にならない方はアイシャドウの無しのメイクもOKです!
涙袋メイクや大きいラメやパールなども控えておくのが基本と言えます。
アイラインやマスカラは控えめに
アイラインやマスカラも基本的には使用しなくてもOK!ですが、どうしてもして行きたいという場合には派手になりすぎないようナチュラルを意識しましょう。
アイラインは茶色もしくわ黒でまつげのスキマを埋めるように塗るのが◎
目尻部分ははみ出しすぎたり、跳ね上げたりすることで一気に派手な印象になるので要注意。
眉はナチュラルに整える
流行りの太眉、平行眉、明るすぎる眉マスカラ、カラー眉マスカラなどはNG!
どれもかわいらしく、女の子らしい仕上がりにしてくれる眉メイクですが、葬儀参列時のメイクはあくまで自然に。
眉は平行アーチのような落ち着きのあるカーブに髪色と同じカラーに合わせるのが◎
自眉毛を整えておくことをおすすめします!
【リップ】
リップはナチュラルカラーをチョイス
はじめに記載したとおり、基本的にリップなどの血色感を出すメイクはしなくてもO
しかし、最近では血色がなさすぎると周囲からの心配に繋がってしまうという意見もありベージュなどの自然カラーを使う人が増えていますよ。
オーバーリップやリッププランパーなどを使用して唇にボリュームを出すのもNGです。
グロスはNG
ツヤ感が流行している現在ではマット系のリップだけではなくグロスやちゅるっとしたテクスチャーのティントなどのリップメイクはNGです。
マット系に仕上げ、テカリが出てしまう場合には事前にティッシュオフを行い、色味やテクスチャーを調整しておくと◎
メイク以外に気をつけるべき身だしなみは?
【香水・香り】
葬儀では香水や香りの強いヘアケアアイテムなども控えておくといいでしょう。
葬儀時に行われるお焼香は「香りによって穢れ(けがれ)を落とし、清められた心と体で故人様に祈りを捧げ冥福を祈るための儀式」です。
そのためお焼香の香りを消してしまうほどの香りはNG
【ヘアスタイル】
金髪や奇抜なカラーは控えておくのがベター。黒がふさわしいとされていますが、周りに不快感を与えないマナーの範囲内のカラーであれば問題ありません。
どうしても気になるという場合には髪をお団子でまとめる、一時的に黒染スプレーなどを使うのもいいでしょう!
【ネイル】
派手なものでなければ◎!気にするべき点は清潔感。
ごちゃごちゃとしたキャラクターのデザインや派手すぎるカラーのものでなければ基本的にはOK!参列までにはずすのが難しいという方は黒手袋で隠すのが◎
自爪はどうしても嫌…という方にはピンク系やベージュ系のマニキュアやベースネイルをしようして血色感をだしてあげるのが◎
葬儀時のノーメイクはマナー違反?
「片化粧」は最低限に薄化粧が正解◎と言われているが完全にすっぴんで参列するのはNG!!
故人を送り出すための正式な場への準備を怠ったと捉えられるケースもあるので要注意。
そのため、最低限のコスメだけで清潔感のある整った身だしなみを模索するのが◎
まとめ
「葬儀参列時のメイクマナー」いかがでしたか?
TPOに合わせたメイクはかなり難しいですよね…ですが、基本は周りの人に不快感を与えないメイクが正解なんです。
そういった考えをもってメイクをしてみるといいのかもしれません。
みなさんもぜひ試してみてくださいね。