アートメイクと言えば、 眉毛のイメージが一般的かと思いますが最近では唇に色を補う『リップアートメイク』が若い女性を中心に人気を集めています。
常に美しい口元をキープできることは魅力的ではある一方、ネット上の口コミ等を閲覧していると失敗例も少なからず挙がっているため、施術に興味があるけどなかなか一歩踏み出すことができないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はリップアートメイクを受けるメリットをはじめ、後悔・失敗しないために知っておきたいダウンタイムやリスク・リタッチの費用について解説させて頂きます。
リップアートメイクを受けるメリット
毎日メイクの時間と手間を省くことができる
リップアートメイクは、すっぴんの状態でも綺麗な色味を保てるためこれまでメイクに割いていた時間や手間を省くことができます。
また、美容のプロが1人1人の骨格や黄金比を見極めながら、その人自身の魅力を引き出せる最適なカラーを注入しますので、唇の血色が悪い方やリップメイクが苦手な方もより自信を持って過ごせることでしょう。
食事をしても色落ちしない
お出かけ前にリップメイクをばっちり決めていても、ランチやディナーの時間になるとどうしても口紅の色が薄くなってしまうため、特に元々の唇の色味に悩んでいる方は周りの目が気になってしまうものですよね。
しかし、リップアートメイクであればすぐに色が落ちたり、グラスに口紅がついてしまうということも無くなるため、ストレスを感じることなく食事や会話に集中することができます。
安全性が高い
リップアートメイクは有資格者が施術を行う医療行為に該当するため、安全性が高いところもメリットの一つです。
万が一トラブルが発生した場合も、医師や看護師が迅速に対応してくれますので安心して受けることができます。
リップアートメイクのリスクや注意点
デザインや色味の修正が難しい
リップアートメイクは一度施術を受けると色味やデザインの変更が難しいため、事前カウンセリングではご自身の希望を医師にしっかりと伝え、納得のいくまでイメージの擦り合わせを入念に行うようにしましょう。
痛みや腫れが出やすい
唇は顔のパーツの中でも薄く角質層が少ないため、眉毛や目元にアートメイクを入れる時よりも痛み・腫れが現れやすい傾向にあります。
アイスノンなどを使って冷やすことで改善されるケースが殆どですが、痛みの感じ方や症状の程度には個人差がありますので心配な場合はクリニックに相談することを推奨致します。
2~3年で色が薄くなる
リップアートメイクは皮膚の深部に色素を注入するタトゥーと異なり、ターンオーバーの影響を受ける表皮に色素を入れていくため、効果は半永久的ではありません。
施術後は徐々に色が薄くなってきますので、効果を維持したい方は2~3年に1度を目安にメンテナンスを受けるようにしましょう。
数回クリニックに通う必要がある
リップアートメイクは1回の施術だけでは色素が定着しにくいため、2回以上受ける必要があります。
その分施術にかかる時間もダウンタイム期間も増えてしまいますので、お仕事が忙しくてまとまったお休みを取ることが難しい方にとってはなかなか受けづらい施術かもしれません。
リップアートメイクのダウンタイム期間やリタッチの費用について
ダウンタイム期間は約1週間
リップアートメイクは施術後にダウンタイムが1週間ほど続きます。
その期間は唇の腫れや痛み、皮むけなどの症状が悪化しないよう安静に過ごすよう心がけましょう。
具体的には激しい運動やサウナ、刺激的な食べ物は血流が促進され、唇に負担をかけてしまいますので極力控えるようにして下さい。
また、施術直後は唇が敏感になっているため、リップメイクはNGです。
クレンジングや化粧水といったコスメの使用も避けることをおすすめ致します。
リタッチの費用は3万円程度
クリニックによって差がありますが、リップアートメイクのリタッチの費用は一般的に3万円程度が目安です。
モニターに参加することで通常料金よりも安く受けることができますので、少しでも費用を抑えたい場合はこちらについても検討してみると良いでしょう。
まとめ
リップアートメイクで失敗しないためには、医師との相性も大切な要素の一つです。
もしカウンセリングを受けてみて美的感覚が合わない、唇に関する悩みを相談しづらいと感じた場合、理想的な仕上がりを実現できない可能性も考えられますので、1つのクリニックだけですぐに決めずに複数のクリニックに足を運ぶようにしましょう。
また、カウンセリングを受ける際は美容クリニックの公式サイトだけでなく、医師個人のSNSをチェックしておくと良いです。
SNSを見ることで医師の技術力や実際に担当した過去の症例写真、アフターフォローの対応等も知ることができるため安心です。
リップアートメイクにご興味がある方は、是非参考にしてみて下さいね。