私達の心身に働きかけ、様々な作用をもたらしてくれるアロマオイル。どちらかというとリラックスしたい時に使用するイメージが強いかもしれませんが実は美容面においても良い効果が期待できることをご存じでしょうか?
こちらでは美容に嬉しいアロマオイルの種類や使い方等についてご紹介させて頂きます。
美容に嬉しいアロマオイル・期待できる効果について
軽やかで優しい香り。『ラベンダー』
肌のターンオーバーを整え、美しい肌を作るために欠かせないのは良質な睡眠!ラベンダーの香りにはリラクゼーション作用によって気持ちを和らげ、睡眠の質を向上させる働きがあります。また、値段自体もお財布に優しく、気軽に試しやすい価格帯なのでアロマデビューの最初の1本にぴったりです。
ホルモンバランスを整える『ゼラニウム』
ゼラニウムはバラのように甘い香りが特徴的なアロマオイル。ホルモンバランスを整え、ニキビや吹き出物等の肌トラブルを予防・改善する他、生理前のイライラを軽減する効果が期待できます。
ダイエット中の女性に最適!『グレープフルーツ』
グレープフルーツのアロマオイルに含まれる『リモネン』という成分には食欲を抑制したり、エネルギー消費を高める効果が期待できます。また、血流を促す作用もあるため冷え性の方や身体がむくみやすい方にもおすすめのアロマオイルです。
ミステリアスな香りのアロマオイル『イランイラン』
イランイランはホルモンバランスを整えて安心感や幸福感を与える作用がある他、細胞を活性化して弾力のある肌へと導いてくれます。
若返りのオイル♪『フランキンセンス』
フランキンセンスはスパイシーで奥深いウッディ調の香りが特徴的なアロマオイル。別名『若返りのオイル』と呼ばれている程皮膚再生作用に優れており、使用する毎に若々しい肌質へ改善されるんだとか。
また、呼吸を整える働き等もあることから呼吸器系の不調改善にも役立つと言われています。
アロマオイルの正しい使い方
アロマテラピーというと何だか難しそうな感じがしますが、特別な道具が無くても身近なアイテムで気軽に楽しむことができます♪
芳香浴
芳香浴とは空気中に香りを漂わせて楽しむ、最もスタンダードな方法です。マグカップにお湯を注ぎ入れ、アロマオイルを2~3滴垂らしたり、ハンカチもしくはティッシュの上に垂らして机の上やベッド付近に置くだけでもOK。
もし部屋全体に香りを漂わせたい場合は加湿器やディフューザーなどを活用すると良いでしょう。
マッサージ
疲れが溜まっていたり、むくみや冷えなどの不調が気になる時はマッサージがおすすめです。マッサージする際はアーモンドオイルやホホバオイルと言ったベースのオイルの中にアロマオイルをブレンドし、気になる部分に塗ってリンパを押し流すように自分が気持ち良いと思える強さで揉みほぐしていきましょう。
ただし、濃度が高すぎると肌トラブルを引き起こす可能性がありますのでベースのオイルにアロマオイルを混ぜる際は濃度が1%程度(※ベースオイル5mlに対しアロマオイル1滴程度が目安)になるよう作ることが重要です。
フェイシャルスチーム
アロマオイルの成分を含んだ蒸気を当てることによって血行を促進し、肌に潤いを与えます。やり方は非常に簡単!洗面器にお湯を張り、アロマオイルを2~3滴ほど垂らしたら蒸気が逃げないようバスタオルを頭に被り、目を閉じながらゆっくりと呼吸しましょう。
スキンケア化粧品にアレンジ
美肌効果が期待できるアロマオイルの場合、市販の化粧水にブレンドしてスキンケアアイテムとして活用することが可能です。ただし、そのまま化粧水の中に入れても成分が溶けないので必ず少量のエタノールを一緒に加えるようにしましょう。
アロマオイルを使用する際の注意点
原液のまま肌に塗らないこと
アロマオイルの原液は非常に刺激が強いため、必ず希釈した上で使用するようにしましょう。
万が一原液が肌についた場合は流水でしっかり洗い流すようにし、赤みや蕁麻疹などの肌トラブルを引き起こした際は医師の診察を受けることをおすすめします。
目に入れないこと
目は肌以上に敏感なパーツなので更に注意が必要です。誤って目の中にアロマオイルが入った場合は手でこすらず大量の水や洗眼液などで洗い流すようにしましょう。
子供やペットの手が届かない場所に保管
誤飲したり、アレルギー症状を引き起こす可能性があるため小さな子供さんやペットの手が届かない場所に保管するようにしましょう。
手作りアロマオイル★おすすめのレシピ
アロマオイルのブレンド方法には『これとこれを混ぜてはいけない』等の厳密なルールはなく、その日の気分や目的に合わせて自由にカスタマイズすることができます。
初心者の方向けにおすすめのブレンドレシピを3種類記載しておりますので、ブレンドに迷われた際は是非参考にしてみて下さいね。
<ホルモンバランスを整え、肌質を改善したい>
・ゼラニウム2滴+ローズ1滴
<ぐっすり眠りたい時>
・ラベンダー2滴+シダーウッド1滴
<身体の冷えが気になる>
・グレープフルーツ2滴+オレンジスイート1滴
まとめ
アロマオイルには色んな種類があることから、効果も香りも多様です。いくら美容に良いからと言っても自分の好みの香りでないものを使っているとストレスを感じてしまい、返って逆効果になる可能性も。
店頭に設置されているテスター等で香りを確認した上で、自分の好きな香りでリラックスしながら使用することをおすすめします。
ご興味がある方はスキンケア用品と一緒にアロマオイルも美容アイテムの一つとして取り入れてみてはいかがでしょうか?